北見のボールルームダンスと趣味の話
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初代ジオメトリウォーズからして大嫌いなんですが、このシリーズをきちんと評価してやろうと考えまして、続編である2もダウンロード購入してみました。
まずは初代から久々にプレイしてみると、やっぱり面白くない。どうしてこんなに面白くないのか?それはまずテクニックをいかせる場所が限りなく狭いということであろう。あまりにも多くの敵が出現し、死亡原因が次第に「事故死」に近い感覚となる。このためプレイヤーは自分のせいで死んだのか?(自分のテクニック不足なのか?」という判断ができなくなる。まるで自分のせいでないことで死んだりする秩序のなさがこのゲーム最大の欠点であろう。
また、敵の出現状態(いくつかのパターンがある)があまりにもランダムに頼りすぎており、戦略性が低い。
ランダムに頼るということは、ゲーム内容つまりプレイヤーがどのようにゲームを進め、上達し、充実感を得るか、という「ゲーム最大の目的」をもランダムにしてしまうということであり、プレイが終わると必ず不満が残るのはこの点が最大の原因であろう。運が良かったら楽しい、という非常にあいまいな楽しませ方に終わってしまっている。
そして続編である2においては、この点がまったく改善されておらず、むしろパワーアップの排除などシューティングとしての爽快感は減少し、意味不明な遊び方を提示するに終わっている。
実績解除に至っては2のほうがより簡単であり(ここまで文句を言う私も完全解除できた)、その結果「実績解除したからもういいや」という印象は2のほうがより顕著だ。
つまり総合すると、この2作品はゲームとしての「もっとこうしてみよう、もっと限界を目指してみよう」という、ゲームという娯楽をプレイするたった1つの目的意識すら、多くのランダム要素と調整されていないバランスによって打ち壊してくれる。それなしにゲームをする理由が見つからないため昨今のゲーム業界は冷え込んでいるというのに、ゲームがゲームたる最後の理由を結局続編においても確立できなかった失敗作の代表といえよう。
だがしかしこのゲームが「惜しい」という感覚はあるので最後にもし続編があるなら、よりよいゲームにするためのヒントを与えよう(偉
1、パワーアップシステムの見直し
初代においては10000点ごとにランダムに2つのビームが選択される。攻撃方法が異なる2つのビームが勝手に替わってしまうのはまずい。ショットの撃ち方はプレイヤーが選択できるようにすべきである。
また、単純なベクタースキャンのグラフィックなので、ショットの形状などプレイヤーがデザインし、プリセットのほかに登録し、自由に使用できるようにすべきであろう。
2、敵キャラクター出現条件の調整
いくつかのパターンはあっても、そのパターン選択はランダムであり、画面内の状況をCPUが管理していないため、にっちもさっちもいかない状態になるのを調整すべきだ。ゲームの難易度は段階的に調整されるべきである。プレイヤー自身が画面内の状態の理由を、自身で認識できるようなゲームであるべきである。
この2点を修正すれば、あるいは良いゲームとなるかもしれない。
まずは初代から久々にプレイしてみると、やっぱり面白くない。どうしてこんなに面白くないのか?それはまずテクニックをいかせる場所が限りなく狭いということであろう。あまりにも多くの敵が出現し、死亡原因が次第に「事故死」に近い感覚となる。このためプレイヤーは自分のせいで死んだのか?(自分のテクニック不足なのか?」という判断ができなくなる。まるで自分のせいでないことで死んだりする秩序のなさがこのゲーム最大の欠点であろう。
また、敵の出現状態(いくつかのパターンがある)があまりにもランダムに頼りすぎており、戦略性が低い。
ランダムに頼るということは、ゲーム内容つまりプレイヤーがどのようにゲームを進め、上達し、充実感を得るか、という「ゲーム最大の目的」をもランダムにしてしまうということであり、プレイが終わると必ず不満が残るのはこの点が最大の原因であろう。運が良かったら楽しい、という非常にあいまいな楽しませ方に終わってしまっている。
そして続編である2においては、この点がまったく改善されておらず、むしろパワーアップの排除などシューティングとしての爽快感は減少し、意味不明な遊び方を提示するに終わっている。
実績解除に至っては2のほうがより簡単であり(ここまで文句を言う私も完全解除できた)、その結果「実績解除したからもういいや」という印象は2のほうがより顕著だ。
つまり総合すると、この2作品はゲームとしての「もっとこうしてみよう、もっと限界を目指してみよう」という、ゲームという娯楽をプレイするたった1つの目的意識すら、多くのランダム要素と調整されていないバランスによって打ち壊してくれる。それなしにゲームをする理由が見つからないため昨今のゲーム業界は冷え込んでいるというのに、ゲームがゲームたる最後の理由を結局続編においても確立できなかった失敗作の代表といえよう。
だがしかしこのゲームが「惜しい」という感覚はあるので最後にもし続編があるなら、よりよいゲームにするためのヒントを与えよう(偉
1、パワーアップシステムの見直し
初代においては10000点ごとにランダムに2つのビームが選択される。攻撃方法が異なる2つのビームが勝手に替わってしまうのはまずい。ショットの撃ち方はプレイヤーが選択できるようにすべきである。
また、単純なベクタースキャンのグラフィックなので、ショットの形状などプレイヤーがデザインし、プリセットのほかに登録し、自由に使用できるようにすべきであろう。
2、敵キャラクター出現条件の調整
いくつかのパターンはあっても、そのパターン選択はランダムであり、画面内の状況をCPUが管理していないため、にっちもさっちもいかない状態になるのを調整すべきだ。ゲームの難易度は段階的に調整されるべきである。プレイヤー自身が画面内の状態の理由を、自身で認識できるようなゲームであるべきである。
この2点を修正すれば、あるいは良いゲームとなるかもしれない。
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