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もう一週間もたっちまった。
ということで、前回の続き。
いよいよ競技がはじまりました。小樽総合体育館で行われたわけですが、もうほんとに体育館ですから、床がすべる。らしい。というのも、うちの店の床もけっこうデフォルトですべりやすいんですよ。
すべる床得意ですから(^^)
ものの本によると、ダンスの練習をすべる床で行うと余計な力が入り上達のさまたげになるとか。
滑らない床で練習すると余計な力が入らず、しっかり床を踏みしめることが出来るんだとか。
どうかな。滑らない床で練習していると、いざ競技場が滑る床の時に思いっきり困ります。
僕の考えとしては、普段からすべる床で練習していると、体重を足に垂直にかけないとコケますから、バランスがきたえられるとか考えいます。
あれですよ、ドラゴンボールのゴクウがすごい重い靴とか服とか着て普段から鍛えていて、いざってときはそれを脱ぐという。
ですからすべる体育館の床にはさほど苦戦しませんでした。っていうかいつもどおり。
さて、練習時間が終わってからはや5時間以上。最初の出番の1次予選は15:09からでした。
僕らのばやい調子が出てくるのが練習開始から2~3時間後とスロースターターなので、ウォーミングアップはちょこちょこと3時間くらい前から始めます。
そして俺のげんかつぎ。「誰よりも早くフル装備に着替える」を炸裂。
競技に出始めた最初のころは、いつ着替えたらいいのか?あんまり早く着替えるのもかっこわるいか?とか考えていましたが、今はもう誰よりも早く燕尾を着る。ライバルたちよりも早くエンジンをかける、という思い込みです。
最近わかったんですけど、自分の燕尾は競技に出る際にオーダーで作ったものです。けっこう値段もよかったんですけど、ここ2ヶ月くらいでホールド(腕の張り方)を理屈にしても実際の動作にしてもかなり変化させたんですよ。で、そのホールドにして、実ははじめて燕尾を着たんですね。練習のときには燕尾服は着てませんでしたので。
そうしますと、なんだかすごくしっくりくる。肩や肩甲骨の位置にあるパットが、新しいホールドの形にぴたっとなじむんです。っていうことは、つまり今まで間違っていたんですすいません。
燕尾を作ってくれた人は自分よりもダンスを知り尽くしている人でしょうから、もともとこういった発想でのホールドを想定して作られていたんだ!と。
そんでもって、今回の競技の場で試したかったのもこの新しいホールド、そしてパートナーの千尋先生ががんばって自分を鍛えた「ついていくんじゃねえ、女性もかっとぶんだ!」理論でした。
その理論をさっそく試した1次予選。
1次予選で落選するのは非常に厳しいので、なんとか残りたい!
予選は、まだまだ人数が多いので、「ヒート」という12組前後の組にわけられ、ワルツの競技が開始されると1ヒート入場、終わって1ヒート退場、2ヒート入場、という形で、連続では踊りません。体力の回復時間が取れます。
4種目を終えて、僕は速攻喫煙所。タバコがすいたかった。というか、いつもそうしてしまうんです。
なぜなら気が小さいですから、ほかの選手が自分は残ったのか、落ちたのか?という結果発表の用紙が張り出されるのをその場所で、今か今かと待っていますが、俺には耐えられない!ということで一時退散するわけです。
でもまあタバコすいながらドキドキしているんですけどね。
タバコを1本すいながら反省点を頭の中で箇条書きにして、落ちていても仕方ないという理由を整理し、落ち着いたところで結果を見に行くのです。
残った。
ハアアア。良かったあ。1次予選で落ちなかったよ。
さ、2次予選がんばろう。
続く。