北見のボールルームダンスと趣味の話
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伝説のダンサー、田中英和先生のレッスンを受けてみた。
札幌に来ていたんですよ。で、選手会の会員はレッスンを受けられたというまさに夢の企画。
前の日の夜がけっこう盛り上がっちゃって、朝起きられるか心配で。でもなんとなく起きられましたね。バスで行くことにしたんですが、往復で9時間だもんな。道東ってこういうときちょっと面倒ですよね。
いやはや、バスの中は完全なる暇。暇としかいいようがない時間ですよ。テレビがついていて映画をやっていたんですが、ジェットリーの「ザ・ワン」。なぜザ・ワンとか放映しているのかちょっと笑いそうになりましたが。あのね、この映画のためにジェットリーはマトリックス2、3部を断ったと言ういわく付の映画。まあ断った甲斐はなかったな、マトリックスに出たほうが・・・いや、映画の話はどうでもよくて。
っていうかですね、不安ですよ。俺ごときが田中先生に何を習うのかっつー。会えるだけでもいいかとかミーハーな感じでおでかけしてみたわけですよ。専門的なことはパートナーさんの岩淵先生が質問するでしょうから、僕としては激烈苦手なタンゴを見てもらって、姿勢とか直してもらおうと。勘違いを是正していただこうとかそんなくらいのものしか考えても思い浮かばないんですね。
で、ジェットリーの活躍を眺めながらバスは札幌につきました。僕札幌なんて1回くらいしかいったことないし、全然土地勘無いんで、ただ会場である某ダンススクールさんまで直行しようと。
バスから降りて携帯みたらやたらと着信入ってるんです。あれ、岩淵先生だ。どしたんだろ。
メールもたくさん来ていて、どれどれとあけて見て一瞬魂抜けた。
「JRが故障かなにかで動かない。行けない、斎藤さん一人で受けてくれ」
頭上2メートルくらいまで幽体離脱しかかった魂を無理やり引き止めて正気に戻った。なんですと!?JRが動かなくて行けないですと!?
この日不運中の不運ともいえる出来事があってJRが止まってしまったのです。僕より早くついているはずの岩淵先生が夕張で足止めを食らっているらしい。夕張ってどこだよ、どのへんだよ、俺千葉県人だからわからん。(←ただの勉強不足)
もうとにかく「今日の俺、オワッタ \(^o^)/」的なショック。
しかしながら時間は迫ってきています。あと40分。とりあえず徒歩で会場の某ダンススクールさんをめざして炎天下のなかノシノシ歩きます。見知らぬ街を、見知らぬ目的地に向かって歩きます。俺の体よ、前に出ろ!!
だいたい近場までやってきたと思ったんですが、さすがによくわからない。番地はあっている。時間はあと15分、見つからない!ちくしょう!やべえ!焦りがつのります。で、とうとう自力で会場見つけられなくて、タクシーに飛び乗ります。
「あの、このへんにOOビルってあるでしょ。そこまで」乱暴に言い切ります。
「うーんと、番地から言ってこの辺だよね。大丈夫、お客さん、一周すれば見つかりますよ」
ってあんたも知らんのか~い!!まずい!あと6分しかない!
ギリッギリで目的のビルが見つかり会場入り。っていうかすげー奥まってるところに入り口が!自力じゃ遅刻してましたね。
恐る恐る会場に入ります。レースのカーテンがかかったガラス戸の向こうで、なんかハイレベルなダンシングが展開されている。超挙動不審だったですよ俺。
でも、「誰か入ってきた!?」という気配を感じて、会場になっているダンススクールの先生方が迎えてくれました。もうね、2秒くらい沈黙がありましたよ。見つめあったまま。俺はなんて言えばいいかよくわからなくてハトが豆鉄砲食らったような顔だったでしょうし、あちらも「お前誰!?」という状況でしたね。
「ど、ど、土居ダンスアカデミーの斎藤と申します!!」とかダムが決壊したかのように叫んでみた。
先生方に案内されて教室内のソファに腰掛けてみる。
うわあああ~、田中英和先生だ。動いてる。しゃべってる。なんか不思議な感じ。今までビデオや雑誌でしか見たことがない憧れの存在が普通の人みたいに動いているのがなんとなく不思議な感じ。まあ当たり前なんですけどね。多分、あれですよ。今の若い女の子がいきなり小栗旬にあっちゃったような現実感のなさっていうか。
まあそれで、僕の前にレッスン受けている若くて上手すぎる先生たちを眺めながら、借りてきたネコ、いやもっとひどい、借りてきた置物のようにソファに座っていた僕でした。
後半へつづく。
札幌に来ていたんですよ。で、選手会の会員はレッスンを受けられたというまさに夢の企画。
前の日の夜がけっこう盛り上がっちゃって、朝起きられるか心配で。でもなんとなく起きられましたね。バスで行くことにしたんですが、往復で9時間だもんな。道東ってこういうときちょっと面倒ですよね。
いやはや、バスの中は完全なる暇。暇としかいいようがない時間ですよ。テレビがついていて映画をやっていたんですが、ジェットリーの「ザ・ワン」。なぜザ・ワンとか放映しているのかちょっと笑いそうになりましたが。あのね、この映画のためにジェットリーはマトリックス2、3部を断ったと言ういわく付の映画。まあ断った甲斐はなかったな、マトリックスに出たほうが・・・いや、映画の話はどうでもよくて。
っていうかですね、不安ですよ。俺ごときが田中先生に何を習うのかっつー。会えるだけでもいいかとかミーハーな感じでおでかけしてみたわけですよ。専門的なことはパートナーさんの岩淵先生が質問するでしょうから、僕としては激烈苦手なタンゴを見てもらって、姿勢とか直してもらおうと。勘違いを是正していただこうとかそんなくらいのものしか考えても思い浮かばないんですね。
で、ジェットリーの活躍を眺めながらバスは札幌につきました。僕札幌なんて1回くらいしかいったことないし、全然土地勘無いんで、ただ会場である某ダンススクールさんまで直行しようと。
バスから降りて携帯みたらやたらと着信入ってるんです。あれ、岩淵先生だ。どしたんだろ。
メールもたくさん来ていて、どれどれとあけて見て一瞬魂抜けた。
「JRが故障かなにかで動かない。行けない、斎藤さん一人で受けてくれ」
頭上2メートルくらいまで幽体離脱しかかった魂を無理やり引き止めて正気に戻った。なんですと!?JRが動かなくて行けないですと!?
この日不運中の不運ともいえる出来事があってJRが止まってしまったのです。僕より早くついているはずの岩淵先生が夕張で足止めを食らっているらしい。夕張ってどこだよ、どのへんだよ、俺千葉県人だからわからん。(←ただの勉強不足)
もうとにかく「今日の俺、オワッタ \(^o^)/」的なショック。
しかしながら時間は迫ってきています。あと40分。とりあえず徒歩で会場の某ダンススクールさんをめざして炎天下のなかノシノシ歩きます。見知らぬ街を、見知らぬ目的地に向かって歩きます。俺の体よ、前に出ろ!!
だいたい近場までやってきたと思ったんですが、さすがによくわからない。番地はあっている。時間はあと15分、見つからない!ちくしょう!やべえ!焦りがつのります。で、とうとう自力で会場見つけられなくて、タクシーに飛び乗ります。
「あの、このへんにOOビルってあるでしょ。そこまで」乱暴に言い切ります。
「うーんと、番地から言ってこの辺だよね。大丈夫、お客さん、一周すれば見つかりますよ」
ってあんたも知らんのか~い!!まずい!あと6分しかない!
ギリッギリで目的のビルが見つかり会場入り。っていうかすげー奥まってるところに入り口が!自力じゃ遅刻してましたね。
恐る恐る会場に入ります。レースのカーテンがかかったガラス戸の向こうで、なんかハイレベルなダンシングが展開されている。超挙動不審だったですよ俺。
でも、「誰か入ってきた!?」という気配を感じて、会場になっているダンススクールの先生方が迎えてくれました。もうね、2秒くらい沈黙がありましたよ。見つめあったまま。俺はなんて言えばいいかよくわからなくてハトが豆鉄砲食らったような顔だったでしょうし、あちらも「お前誰!?」という状況でしたね。
「ど、ど、土居ダンスアカデミーの斎藤と申します!!」とかダムが決壊したかのように叫んでみた。
先生方に案内されて教室内のソファに腰掛けてみる。
うわあああ~、田中英和先生だ。動いてる。しゃべってる。なんか不思議な感じ。今までビデオや雑誌でしか見たことがない憧れの存在が普通の人みたいに動いているのがなんとなく不思議な感じ。まあ当たり前なんですけどね。多分、あれですよ。今の若い女の子がいきなり小栗旬にあっちゃったような現実感のなさっていうか。
まあそれで、僕の前にレッスン受けている若くて上手すぎる先生たちを眺めながら、借りてきたネコ、いやもっとひどい、借りてきた置物のようにソファに座っていた僕でした。
後半へつづく。
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